シヴィザード ~魔術の系譜~
2008年 07月 12日
機種:PlayStation
ジャンル:シミュレーション
メーカー:アスミック
今日において、少なくとも僕にとって身近なゲーム屋では、プレステのソフトを探すのが困難になりつつあります。
あれほど発売タイトルが多いのに、売り場は棚ひとつなんてこともザラです。
これはプレステ2が大ヒットしたことが原因です。
それに引き換え、プレステ3のつまづきっぷりのお陰で、未だにプレステ2が売り場の多くを占める現状に、大変満足しております。
そして今回ご紹介しますのはシヴィザード。
マイナーです。
それだけに、僕はこのソフトを必死で探しました。4000円くらいで買いました。
オークションなら2000円くらいで買えそうですね。
僕、こういうの多いです。
まあ、それはいいんです。
さて、このゲームはどういうゲームかと言いますと!
初めの拠点から開拓者を派遣して、徐々に自分の町を増やしていきます。
町の建造物は自分で選べるので、その町のカラー(部隊訓練所のある町、造船所のある町、等)を決めることができます。
そうしながら、軍備を整えます。時々、英雄(普通のユニットより強い人)が、仕官志願してきますので、雇ってあげましょう。
さて、こうして領地を増やしていくうちに、相手プレイヤー(COM)の領地と衝突する時がきます。
今まで整えてきた軍備で相手の領地を完膚なきまでに叩き潰します。
相手も、自分と同じやりかたで領地を増やしてきているので、かなり手強いと思います。
部隊同士の激突では、どちらが勝つか分かったものではありません。
そこで!
魔法を研究するのですここが「~魔術の系譜~」要素です。
実は、魔法の研究は、ゲームの序盤からやり続けることができます。
「この魔法が使えるようになりたい」と選択することで、ターンごとに、徐々に研究が進みます。
こうして習得した魔法を用いて、自分の部隊を強化したり、相手の部隊を攻撃したりするのです。
これを繰り返して、相手プレイヤーを全滅させれば勝ちです。
説明的すぎて、文章多すぎますね。
もっとサクッとスマートにいきたいのですが、どうも僕では上手くいきません。
まあ、説明書のページが100近いゲームですからね。
細かい要素が多すぎて、もうお手上げ☆です。
僕は、一時期結構ハマッたこのゲームですが、難点が結構あります。
この難点を愛でカバリングできるかが、向き不向きの分かれ目でしょう。
難点
1.セーブ・ロードがすごく長い。→テンポが良くない。
2.グラフィックがSFC並。
ムービーはさすがにPSですが、それでも初期レベル。イマイチ盛り上がらない。
3.効果音もBGMも、とにかく音声全体が地味。
下手したら活字で表現できそうなくらい地味な音楽。
4.システム、説明書ともにボリューミィすぎて、把握するのが大変。
5.元々PCゲーなので、操作性が微妙。
しかし、良い所も結構あるんですよ!
美点
1.ニューゲームの度に、マップがランダム生成される。
これでやる度に新鮮な気持ち。ただし、地形によって難易度が変わりまくります。
2.同盟が結べたりと、外交の概念もある。
これを上手く使えば、憎いアイツを挟み撃ち!?
3.侵攻ルート、町の配置、部隊編成、魔法の研究順など、自由な点が多い。
まあ、こんなとこですか。
ほかにも召喚獣やら第二の世界やら、ファンタジー好きなら鼻血フラグなシステムが盛りだくさん組です。
かなり人を選ぶと思いますが、最低限、ファンタジーが嫌いじゃなければやってみていいと思います。
銃器とか戦闘機とかが好きな人はお断りじゃ!
こんな人にオススメ!
・剣とか魔法とかが好きな人
・じっくりSRPGが好きな人
・近年のド派手な効果など不要だという人
by mogrra
| 2008-07-12 11:31
| PlayStation